電車の中では「寝る」「サイトを見る」「メールする」――インフォプラント

» 2005年11月01日 23時21分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 インフォプラントは11月1日、NTTドコモの携帯電話ユーザーを対象に行った「電車内ですること」に関する調査結果を発表した。iモード向けサイト「とくするメニュー」で10月11日〜2005年10月18日に行った調査結果をまとめたもので、回答者は9290人、男性 33.6%、女性 66.4%となっている。

男性は「寝る」「携帯でWebサイト閲覧」、女性は「寝る」「携帯でメール」が多数派

 同レポートによれば、電車を利用している割合は、全回答者の60.5%。1日の利用時間が「15分未満」「30〜60分」と答えた人が並んで25.6%と一番多く、その後「15〜30分未満」24.1%、「60〜90分未満」12.1%の順となり、7割台半ばが1時間未満であることが分かった。

 電車に乗っている間何をしているか訊ねたところ、男性は「寝る」が66.2%と最も多く、これに「iモードサイトを見る」59.5%、「中吊り広告を見る」58.4%、「携帯電話でメールをする」51.9%、「一緒にいる人と会話」49.5%、「携帯電話でゲーム」47.0%と続いた。一方、女性では「寝る」71.3%、「携帯電話でメールをする」70.3%が最も多く、以下「一緒にいる人と会話」67.2%、「中吊り広告を見る」64.2%、「iモードサイトを見る」58.1%、「ガム・あめなどを食べる」50.9%の順となった。

 性別と年代別を合わせて見ると、「音楽を聴く」「iモードサイトを見る」「携帯電話でメールをする」「携帯電話でゲーム」「ガム・あめなどを食べる」「一緒にいる人と会話」は、男女とも年代が低い層ほど多い。特に女性では20代以下の層では「メールをする」と答えた人が7割台おり、年代が上がるにつれ「本を読む」が増加する。

 利用時間別に見ると、電車に乗る時間が増えるにつれて、「本を読む」「マンガ、雑誌を読む」「音楽を聴く」「iモードを見る」「携帯電話でメールをする」「携帯電話でゲーム」「寝る」が増える。特に1時間以上電車に乗る層では、「寝る」が8割以上、「携帯電話でメールをする」「iモードを見る」が7割以上と多かった。

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