携帯メーカーにどんなイメージを持っている?(ドコモ編)+D Voice

» 2006年03月29日 02時56分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 携帯メーカーには、それぞれ独自の「カラー」がある。“このメーカーの端末はデザインがいい”とか、あるいは“このメーカーは技術開発力がある”……といった具合だ。逆に、このメーカーは使い勝手が悪いとか、どうもマンネリな端末ばかり作るというネガティブなイメージもあるかもしれない。

 そうしたメーカーごとのイメージをITmedia読者に聞いて、チャートにまとめてみようというのが今回の調査の主旨だ。

デザイン、機能、操作性。優れているのはどのメーカー?

 端末メーカーの特徴を考えた場合、まず思い浮かぶのが“デザインセンス”だ。例えばソニー・エリクソン端末の外見は「premini」をはじめ独創的なものが多く、固定ファンが付いているといわれている。もちろんソニー・エリクソンだけが優れているわけではなく、最近ではどのメーカーも「デザインケータイ」をリリースするなど(1月17日の記事参照)この分野で強化を図っている。現状でデザインが強いと見られているのはどのメーカーなのか。

 「機能性」も重要だ。携帯はもはや、単なる通話の道具ではなくなった。高画素のカメラを搭載しているかどうか、音楽再生でどれだけの機能を搭載しているか、またFeliCa機能やアナログ放送/ワンセグの受信に対応しているかどうか。富士通が得意とする指紋認証機能のように(2005年12月5日の記事参照)、セキュリティ機能も重要なポイントだ。

Photo 富士通の携帯は、指紋認証機能を備えることが特徴となっている

 “使いやすさ”はどうか。これはワンプッシュオープンの機構を備えており端末を開け閉めしやすい、あるいは「ジョグダイヤル」などを搭載しておりキーを押しやすい、という基本的なところから始まって、携帯のソフトウェアがちょっとした便利機能を備えているか(2月8日の記事参照)といった部分も問われるようになってきた。多機能化に伴い、ますます操作が複雑になる携帯で、どれだけの使い勝手を実現しているかは要チェックのポイントだ。

 先進的かどうか……というのも気になるところ。常に、新しい機能にチャレンジしているかどうか。当初ユーザーからの支持が多い、少ないはともかくとして、斬新なデザインを採用したり、あるいは「2画面携帯」のような面白いアイデアを具現化したり(2005年10月7日の記事参照)といった積極的な姿勢は、個別に評価されていい。

Photo ドコモと三菱電機が共同開発する“2画面携帯”。このように斬新なアイデアに取り組むことで「先進的なメーカー」というイメージが構築される可能性がある

 一方で、あまり変わりすぎないことにも意義がある。伝統的なインタフェースやデザインを採用することで、ユーザーに「このメーカーの端末を買っておけば間違いない」という安心感、信頼感を与えられるかどうか。ここが上手くいくようだと、「前もこのメーカーだったから」と“指名買い”される可能性が高まる。

 端末の全体的な高級感も重要。最近の端末は、デザインは若者向けの今風なデザインが多いが、どこか子供っぽくてビジネススーツには似合わない……と嘆くユーザーもいる。携帯としての高級感を、どれだけ出しているのか。


 同じメーカーでも、機能重視の「ハイエンド端末」を開発する場合もあれば、デザインや低コスト重視の「ローエンド端末」を開発することもある。1つのメーカーが“複数のイメージ”を持っていることはあるだろうが、それを十分承知の上であえて“総合的に見た場合”……の回答をお願いしたい。

 なお今回は全メーカーについて聞くのではなく、あえてNTTドコモの、それも長年継続的に多くの端末を開発してきた6つのメーカーに絞った。これ以外でもドコモの端末メーカーであるNokiaやMotorola、あるいは最近FOMA端末を開発した三洋電機などのイメージを語りたいユーザーもいると思うので、その場合は自由記述欄に思いを書き込んでほしい。

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